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乗り換えの商談で「今のルーミー、下取りでこのくらいですね」と言われた。その金額が高いのか安いのか、判断がつかない方も多いはずです。
結論から言うと、下取り額は「値引き」と混ぜずに、単独で比べられる形にするのがいちばん大事です。この記事を読めば、下取り額の見方と、商談でどの順番で話を進めればいいかが分かります。
ルーミーの下取り額はどう決まる?
下取り額は、販売店が「この車をいくらで次に売れるか」から逆算して決めます。だから同じルーミーでも、グレードや色、年式で差が出るんです。
よく見られるのは次の項目です。
| 見られる所 | 差が出やすい理由 |
|---|---|
| グレード | 新車価格が違うので、中古でも値段の土台が違う |
| ターボの有無 | G-T・カスタムG-Tは新車時点で高く、欲しい人も一定数いる |
| ボディ(標準かカスタムか) | カスタムは顔つきと装備が違い、中古でも探す人が多い |
| 色 | 白・黒のような定番色は次の買い手が見つかりやすい |
| 年式 | 2020年9月のマイナーチェンジの前か後かで見た目が違う |
| 走行距離 | 距離が短いほど次に売りやすい |
| 修復歴・傷 | 骨格まで直した車は大きく下がる |
| 装備 | パノラミックビューやACCなど、後から付けられない装備 |
下取り額は「次にいくらで売れるか」で決まります。値段を上げる材料を先に知っておくと、提示額を見た時に納得できるかどうか判断しやすくなります。
グレードと色が、リセールでどのくらい効いてくるかはルーミーのリセールバリューで詳しく見ています。
グレード・ターボ・カスタムで、土台の値段はいくら違う?
中古車の値段は、新車価格が土台になります。まずは今のルーミーの新車価格を、グレード別に並べてみますね。
| グレード | エンジン | 2WD | 4WD |
|---|---|---|---|
| X | 1.0L NA | 1,830,400円 | 2,006,400円 |
| G | 1.0L NA | 1,989,900円 | 2,165,900円 |
| G-T | 1.0L ターボ | 2,117,500円 | 設定なし |
| カスタムG | 1.0L NA | 2,170,300円 | 2,346,300円 |
| カスタムG-T | 1.0L ターボ | 2,313,300円 | 設定なし |
2026年8月31日改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)です。いちばん安いXと、いちばん高いカスタムG-Tでは、新車の時点で482,900円の差があります。
『でも、中古になったら差は縮まるんでしょ?』と思いますよね。
差がそのまま残るわけではありません。ただ、土台の価格が違う以上、下取りでも差は出やすいんです。
4WDは各2WDより176,000円高い設定です。雪の多い地域では4WDを探す人が多いので、地域によって評価が変わることもあります。
後から付けられない装備は評価に残りやすい
メーカーオプションは、新車の注文時にしか付けられません。例えばパノラミックビューパッケージ(119,900円)や、G-T・Gの全車速追従ACC&電動パーキングブレーキ(55,000円)です。
こうした装備は、次に買う人が「後から付けられない」と分かっているので、評価に残りやすい傾向があります。ただ、付けた金額がそのまま上乗せされるわけではありません。
色・年式・走行距離で差がつく所
グレードの次に効いてくるのが、色と年式、それに走行距離です。ここは車ごとの差が大きい所ですね。
色は「定番かどうか」がポイント
ルーミーは現行でモノトーン8色と、カスタム専用のツートーン2種があります。有料色(33,000円)やツートーン(55,000円・77,000円)を選んだ方もいるはずです。
中古車では、白や黒のような定番色が選ばれやすいとよく言われます。一方で個性の強い色は、好きな人には刺さりますが、買い手の数は限られることも。
年式はマイナーチェンジの前後で見る
ルーミーは2016年11月の発売から、ずっと初代のままです。その中で、2020年9月のマイナーチェンジで顔つきが変わりました。
同じ年数でも、後期型のほうが見た目が今の車に近いので、探す人は多くなります。自分の車がどちらかは、車検証の初度登録年月で確かめられます。
| 初度登録 | 主な変化 | 下取りで意識したいこと |
|---|---|---|
| 2016年11月〜2018年10月 | 発売当初 | 年数と距離が伸びている車が多い |
| 2018年11月〜2020年8月 | スマートアシストIIIに刷新 | 安全装備の世代を伝えられる |
| 2020年9月〜 | マイナーチェンジ後の顔 | 見た目が新しく、探す人が多い |
| 2024年12月〜2026年8月 | 9インチディスプレイオーディオ標準 | 装備の充実を伝えられる |
走行距離は「年1万km」がひとつの目安
走行距離は、年数に対して多いか少ないかで見られることが多いです。よく言われる目安は、1年あたり1万km前後です。
例えば5年で3万kmなら少なめ、5年で8万kmなら多めという見方をされます。距離が多い車でも、整備記録がそろっていれば安心材料になりますよ。
査定で見られやすいプラスとマイナス
同じ年式・同じ距離でも、状態によって評価は変わります。よく言われるプラスとマイナスを並べておきますね。
| プラスに見られやすいもの | マイナスに見られやすいもの |
|---|---|
| 整備記録簿がそろっている | 修復歴がある |
| スマートキーが2本ある | 車内のたばこやペットの臭い |
| メーカーオプションの装備 | 大きな傷やへこみ |
| 禁煙車で内装がきれい | 社外パーツへの付け替え |
| 純正パーツのまま | 警告灯がついたまま |
社外パーツを付けている方は、純正パーツが手元に残っていれば一緒に出しましょう。純正に戻せる状態だと、評価が下がりにくいんです!

値引きと下取りを混ぜると、何が起きる?
ここが大事なところです。下取りのある商談では、値引きと下取り額が一緒くたにされやすいんです。
例えばこんな場面です。
「値引きは10万円が限界ですが、下取りを頑張って合計で30万円お得にしますね」
「合計で30万なら、まあいいか…」
この「合計」が落とし穴です。下取りの本来の評価が高かったのか、値引きを削って下取りに回しただけなのか、外からは分かりません。
「総額でいくら安くなったか」だけで判断すると、下取りと値引きのどちらが弱いのかが見えません。見積書では、値引き額と下取り額を別々の行で書いてもらいましょう。
仮の数字で比べてみる
分かりやすく、仮の数字で2つの提示を並べてみますね。どちらも「合計30万円」です。
| 項目 | 提示A | 提示B |
|---|---|---|
| 新車の値引き | 20万円 | 10万円 |
| 今の車の下取り額 | 10万円 | 20万円 |
| 合計 | 30万円 | 30万円 |
ここで、同じ車を買取店に見せたら25万円だったとします(これも仮の数字です)。提示Aなら、下取りをやめて買取に出すと、値引き20万円+買取25万円で合計45万円になります。

合計が同じでも、中身しだいで取れる手が変わるんです。値引きの相場と上限の考え方はルーミーの値引き相場と限界額で詳しく見ています。
交渉はどの順番で進めればいい?
結論から言うと、「新車の値引きを先に固めて、下取りは最後に出す」順番がおすすめです。値引きの話が終わる前に下取りを出すと、合計で調整されやすくなります。
- 今の車の相場を、買取の査定で先に知っておく
- 販売店では、まず下取りなしの条件で見積もりを出してもらう
- 値引き額が固まってから、下取りの査定をお願いする
- 下取り額が、手元の買取査定と比べて納得できるか見る
- 差が大きければ、買取に出すか、下取り額の見直しを相談する
『最初から下取りありと言わないと、失礼かな』と気になる方もいますよね。ただ、見積もりを分けてほしいと伝えるのは、ごく普通のことです。
「下取りも考えていますが、まずは車両の条件だけで見積もりをお願いできますか」と一言添えるだけで大丈夫ですよ。見積書のどの行を見ればいいかはルーミーの見積もりの見方で解説しています。
下取りと買取、どちらを選ぶ?
下取りにも、買取にも、それぞれ良さがあります。手間を取るか、金額を取るかで選び方が変わるんです。
- 新車の納車日まで今の車に乗れる
- 手続きが販売店1か所で済む
- 名義変更や書類の手間が少ない
- 1社だけの評価なので比べにくい
- 値引きと合算されて中身が見えにくい
- 相場より低めになることもある
買取は、中古車として売るルートを持つ業者が値段を付けるので、下取りより高くなることがあるとよく言われます。一方で、納車までの足をどうするかは考えておく必要があります。
実は「買取で出た金額を販売店に伝えて、下取り額を見直してもらう」という進め方もあります。どちらに売るにせよ、比べる材料を持っているかどうかで結果が変わりやすいんです。
納車までの足はどうする?
買取に出すと、売った日から車が手元になくなります。新しいルーミーの納車まで間が空くと、その間の移動に困ることも。
| 進め方 | 手間 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 下取りに出す | 少ない | 納車日まで乗れるが、金額は比べにくい |
| 納車日に合わせて買取の引き渡し日を決める | ふつう | 引き渡し日を先に相談できる業者を選ぶ |
| 先に買取に出して代車やレンタカーを使う | 多い | 代車の有無と費用を確かめる |
買取店の中には、引き渡し日を納車に合わせて調整してくれる所もあります。査定の時に「納車が来月なので、それまで乗りたい」と伝えてみてください。
下取りと買取の差をもっと詳しく知りたい方はルーミーを高く売るには?を読んでみてください。年式・走行距離別の目安はルーミーの買取相場にまとめています。
査定の前に準備しておくこと
査定額は、車の状態だけでなく「伝えられる情報」でも変わることがあります。準備に時間はかからないので、やっておきましょう。
- 車検証で初度登録年月とグレードを確かめる
- 整備記録簿(メンテナンスノート)を用意する
- スマートキーを2本そろえる
- メーカーオプションの装備を書き出しておく
- 車内の荷物を降ろし、軽く掃除しておく
- 小さな傷を無理に自分で直さない
『小さな傷は直してから出したほうが高くなる?』と思う方も多いはずです。ただ、修理代のほうが査定の上がり幅より大きくなりがちなので、そのまま見せるのが無難です。
その代わり、車内の掃除と荷物の片付けはしておきましょう。見た目の印象が良いと、査定する側も「大事に乗られてきた車」と受け取りやすいんです!
下取り額はいつ見せてもらうのが得?
下取り額は、査定した日から一定期間だけ有効とされることが多いです。車は時間とともに値段が下がるので、納車が先になるほど下がることもあります。
納期が長い時は、下取り額がいつまで保証されるのかを確認しておきましょう。「納車時に再査定」と書かれていないかも見ておくと安心です。

一括査定は、複数の買取店の金額をまとめて見られる方法です。販売店の下取り額と並べる材料として使ってみてください。
- 自動車公正取引協議会:中古車の表示ルールと購入時の注意
よくある質問
ルーミーの下取り額は何年で大きく下がりますか?
車検のタイミングや、モデルの改良の前後で動きやすいと言われます。ルーミーは2020年9月のマイナーチェンジで見た目が変わったので、前期か後期かでも見られ方が変わります。今の相場は、査定を受けて確かめるのが確実です。
ディーラーの下取りと買取店、どちらが高いですか?
車の状態や時期によって変わるので、どちらが高いとは言い切れません。販売店の下取り額と、買取店の査定額を並べて比べるのが確実です。
ローンが残っていても下取りに出せますか?
多くの場合は出せます。下取り額でローンの残りを精算し、足りない分は新しい車のローンに含めるか、現金で払う形が一般的です。所有者がローン会社になっているかは、車検証で確かめておきましょう。
下取りに出す時に必要な書類は何ですか?
車検証、自賠責保険証明書、自動車税(種別割)の納税関係、印鑑証明書、実印などが一般的です。細かい書類は販売店から案内があるので、早めに確認しておくとスムーズです。
有料色のルーミーは下取りで得をしますか?
有料色の33,000円がそのまま上乗せされるわけではありません。次の買い手に人気の色かどうかで評価が決まります。色ごとの違いはリセールの記事で詳しく見ています。
まとめ
- 下取り額は「次にいくらで売れるか」から逆算して決まる
- グレード・ターボ・カスタム・色・年式・走行距離で差がつく
- 値引きと下取りは見積書で別の行に分けてもらう
- 交渉は値引きを固めてから下取りを出す順番が進めやすい
- 買取の査定額を持っておくと、下取り額に納得できるか判断できる





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