ルーミーで車中泊はできる?フルフラットの手順とマット選び

ルーミーの車内にマットを敷いて車中泊するイメージ

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『ルーミーで車中泊ってできるのかな』と気になっている方、多いですよね。背が高い車なので、寝られそうに見えます。

結論から言うと、大人1人ならかなり快適に、大人2人でも工夫すれば寝られます。ただ、シートを倒しただけでは段差や傾きが残るので、マットで平らにするのが前提です。この記事では、フラットにする手順と、寝心地を上げる道具を順番に見ていきます。

目次

ルーミーの車内は車中泊に向いている?

まずは車内の大きさを数字で見てみます。公式の主要諸元表(2026年8月現在)の値で、2WD・4WDとも同じです。

項目数値車中泊での意味
室内長2,180mm前から後ろまでの長さ。寝る長さの上限の目安
室内幅1,480mm2人並んで寝る時の横幅
室内高1,355mm座って着替えたり、荷物を整理したりする高さ
乗車定員5名寝られる人数とは別の数字

室内長は車内のいちばん前から後ろまでの長さなので、実際に寝られる長さはこれより短くなります。ダッシュボードやシートの厚みがあるからです。

ここで効いてくるのが室内高の1,355mmです。コンパクトカーの中ではかなり高く、座ったまま着替えられるのはルーミーのうれしいところなんです。

先に結論
  • 大人1人なら、後ろの席を倒して荷室とつなげれば寝やすい
  • 大人2人は、室内幅1,480mmを分け合う形になり少し窮屈
  • どの寝方でも段差と傾きが残るので、マットは必須と考えておく
  • 身長が高い方は、寝る長さを実車で確かめてから準備する

『そんなに広くないなら、やめておこうかな』と思うかもしれません。ただ、1泊の仮眠や道の駅での休憩なら、準備しだいで十分使えます。

寝方は2通り:前をつなげるか、後ろをつなげるか

ルーミーで横になる方法は、大きく分けて2つあります。どちらが合うかは、乗る人数と荷物の量で変わります。

寝方やり方の概要向いている人
前席と後ろの席をつなげる(フルフラット)前席の背もたれを後ろに倒し、後ろの席の座面とつなげる荷室に荷物を残したい人
後ろの席を倒して荷室とつなげる後ろの席の背もたれを前に倒し、荷室の床とつなげる1人でまっすぐ寝たい人

前席をつなげる寝方は、シートのクッションの上で寝るので柔らかさがあります。そのかわり、座面と背もたれの境目に凹凸が出やすいんです。

後ろの席を倒す寝方は、床が硬めで平らに近くなります。1人ならこちらのほうが寝やすいと感じる人が多いです。

ルーミーで車中泊する時の2通りの寝方を示した図解

シートの動き全体はルーミーのシートアレンジとチャイルドシートで詳しく見ています。

フルフラットにするやり方

ここでは、前席と後ろの席をつなげる「フルフラット」の流れを紹介します。細かい操作は年式やグレードで違うことがあるので、取扱説明書のシートアレンジのページもあわせて見てみてください。

フルフラットにする手順
  1. 荷物を車の外か荷室の奥に移しておく
  2. 前席のヘッドレストを外す
  3. 前席をいちばん前までスライドさせる
  4. 後ろの席をいちばん後ろまでスライドさせる
  5. 前席の背もたれを後ろにいっぱいまで倒す
  6. 前席の背もたれと後ろの席の座面がつながったか確かめる

慣れれば数分でできます。ただ、初めての時は『あれ、うまくつながらない』となりがちです。家の駐車場で一度試しておくと、出先で慌てずに済みます。

「最初はヘッドレストを外すのを忘れて、背もたれが倒れきらなかった」
「前席を前にずらしておかないと、隙間が大きく空くんだよね」

こうした声はよく聞きます。順番を守るのが、きれいにつなげるコツなんです。

走行中はシートを戻す

フルフラットの状態は、止まっている時だけの使い方です。走る前にはシートを元に戻し、全員がシートベルトを締められる状態にしておきましょう。

後ろの席を倒して荷室とつなげるやり方

1人で寝るなら、こちらのほうが手軽です。後ろの席の背もたれを前に倒し、荷室の床とつなげます。

片側だけ倒せば、もう片方は荷物置きや座る場所として使えます。『1人で寝て、隣に荷物を置きたい』という方には、この形がちょうどいいはずです。

倒した背もたれと荷室の床のあいだには、少し段差や傾きが残ることがあります。次のマットの話につながるところです。

段差を埋めるマットの選び方

ここが大事なところです。ルーミーに限らず、シートを倒しただけの床で朝まで寝るのはつらいんです。

ルーミーをフルフラットにする手順

マットは、段差を吸収できる厚みがあるものを選ぶと寝心地がぐっと変わります。薄い銀マットだけだと、背中に凹凸を感じやすいです。

車中泊に向いたマット
  • 空気を入れてふくらむインフレーターマット
  • 段差に合わせて重ねられる折りたたみマット
  • 車種を問わない汎用サイズで、幅を調整しやすいもの
  • 収納時に小さくなり、荷室に置いておけるもの
寝心地が悪くなりやすいもの
  • 薄い銀マット1枚だけ
  • 車内幅より大きすぎて端が反るマット
  • 家の布団をそのまま持ち込む(かさばり湿気もこもる)
  • 空気を入れすぎて硬くなったエアマット

2人で寝るなら、1人用のマットを2枚並べる形が扱いやすいです。室内幅1,480mmを分け合うので、1枚ずつ幅を合わせやすいからです。

段差が大きいところには、タオルやクッションを詰めてからマットを敷くと平らになります。ちょっとした工夫で寝心地が変わりますよ。

出発前にそろえておきたい物
  • 段差を吸収できる厚みのあるマット
  • 窓をふさぐサンシェードかカーテン
  • 季節に合った寝袋か毛布
  • 手元を照らすランタンやライト
  • スマホの充電手段

窓をふさぐ道具の選び方はサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方でまとめています。

夜に気をつけたいこと

車中泊は楽しい反面、夜ならではの注意があります。『エンジンをかけたまま寝ればエアコンも使えるし楽では?』と思う方もいますよね。

ただ、エンジンをかけっぱなしで寝るのはおすすめできません。雪でマフラーがふさがると、排気ガスが車内に入ってくる危険があるからです。周りの人への音やにおいの迷惑にもなります。

エンジンのかけっぱなしは避ける
  • 雪の日はマフラーまわりがふさがりやすく、排気ガスが入り込むおそれがある
  • アイドリングはガソリンを使い、バッテリーにも負担がかかる
  • 道の駅や駐車場では、アイドリングを控えるよう案内していることが多い

暑い季節は、窓を少し開けて網戸のような虫よけを付ける人が多いです。寒い季節は、寝袋と毛布で体を温めるのが基本になります。

バッテリーが心配な方は、室内灯を長時間つけっぱなしにしないようにしておきましょう。バッテリー上がりの対処はルーミーのバッテリー上がりと交換で見ています。

泊まる場所のマナー

車中泊をしてよいかどうかは、場所ごとに決まりがあります。道の駅は「休憩のための施設」とされていて、長時間の滞在を控えるよう案内しているところもあります。

オートキャンプ場やRVパークのような、車中泊をしてよい場所を選ぶと安心です。泊まる前に、その場所のルールを確かめておきましょう。

季節ごとの準備

車の中は、外の気温の影響をそのまま受けます。『春と秋なら何もいらないかな』と思いがちですが、夜は想像より冷えることも多いんです。

季節気になること準備しておきたい物
春・秋夜の冷え込み、窓の結露薄手の寝袋、結露を拭くタオル
夏車内の暑さ、虫窓用の虫よけネット、小型の扇風機
冬底冷え、窓からの冷気冬用の寝袋、厚手のマット、窓の目隠し

冬は、床からの冷えがいちばんこたえます。マットを厚めにするか、2枚重ねにすると寝やすくなりますよ。

夏は、日中に車内がかなり熱くなります。夕方に窓を開けて熱を逃がしてから寝る準備を始めると、少し楽になります。

結露は、人の息で窓がくもる現象です。朝になると窓がびっしょり、ということもよくあります。少しだけ窓を開けておくか、朝にタオルで拭き取っておきましょう。

「冬に一度やってみたら、足元の冷えで何度も目が覚めた」
「マットを2枚にしたら、朝までぐっすり眠れた」

こうした声はよく聞きます。季節に合わせて道具を変えるだけで、同じルーミーでも寝心地はかなり違ってきます。

荷物はどこに置く?

寝るスペースを作ると、荷物の置き場所に困りますよね。前席とつなげる寝方なら、荷室にそのまま荷物を残せます。

後ろの席を倒して荷室とつなげる寝方では、荷物を前席に移す形になります。助手席の足元や座面を使うと、寝る場所を広く取れます。

天井が高いので、天井付近に渡すネットや棚を付ける人もいます。着替えや小物を上に逃がすと、下のスペースに余裕ができるんです。

貴重品やスマホは、寝ている手の届く場所に置いておきましょう。夜中に探し物をしなくて済むように、置き場所を決めておくと落ち着いて眠れます。

荷物の積み方や荷室の広さはルーミーの荷室の広さでも詳しく見ています。

ルーミーで車中泊をする前に確かめたいこと

これから購入を考えている方は、実車で寝転んでみるのがいちばん確かです。展示車なら、販売店の人に声をかければシートを倒させてもらえることが多いです。

実車で試したいこと
  • 自分の身長で、足を伸ばして横になれるか
  • 前席をつなげた時の段差がどれくらいか
  • 後ろの席を倒した時の傾きが気にならないか
  • 2人で寝るなら、肩幅が収まるか

ルーミーは全長3,700mm(カスタムは3,705mm)のコンパクトなボディです。車中泊を一番の目的にするなら、もっと大きな車と比べてみる価値もあります。

『普段は街乗りで、たまに車中泊もしたい』という方には、ルーミーの大きさはちょうどいいはずです。車全体の大きさはルーミーのサイズ一覧で、他の車との違いも含めて見ています。

スライドドアの開け閉めは夜の出入りで効いてきます。気になる方はルーミーのスライドドアの使い勝手も見てみてください。購入を決めたら、ルーミーの値引き相場と交渉の順番で総額を下げる順番も押さえておきましょう。

よくある質問

ルーミーで大人2人の車中泊はできますか?

工夫すれば寝られます。室内幅は1,480mmなので、1人用のマットを2枚並べる形が扱いやすいです。少し窮屈に感じる方もいるので、実車で試してみてください。

ルーミーはフルフラットになりますか?

前席の背もたれを後ろに倒して、後ろの席の座面とつなげる形にできます。ただ、境目に段差や凹凸が残るので、マットで平らにするのが前提です。

フルフラットのやり方で失敗しやすいのはどこですか?

前席のヘッドレストを外し忘れることと、前席を前にずらしておかないことです。先にヘッドレストを外し、前席を前に、後ろの席を後ろにずらしてから背もたれを倒してみてください。

車中泊でエンジンをかけたまま寝てもいいですか?

おすすめできません。雪の日はマフラーがふさがって排気ガスが入るおそれがあり、周りへの迷惑にもなります。寝袋や毛布で温度を調整しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • ルーミーの車内は室内長2,180mm・室内幅1,480mm・室内高1,355mm(公式諸元)
  • 大人1人なら快適に、2人なら工夫して寝られる
  • 寝方は「前席とつなげるフルフラット」と「後ろの席を倒して荷室とつなげる」の2通り
  • どちらも段差が残るので、厚みのあるマットで平らにする
  • エンジンのかけっぱなしは避け、車中泊してよい場所を選ぶ
ルーミー買いたいドットコム

ルーミー買いたいドットコム 編集部

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